あぁ、デリ子

デリヘル嬢に恋していたアラフォーの風俗ブログ

ケロ子

どうも!デリ子としばらく会えないので、今日から少しずつ思い出の嬢のことを書いていきたいと思います。

初回は、私が風俗にハマるキッカケになったケロ子にします。

忘れもしない2014年3月、妹の結婚式の翌日のことです。妹の結婚式で上京したものの、不覚にも妹の結婚式に感動してしまい、久々の東京でエロい店に行く気が萎え、ただホテルで寝て帰った翌日です。その頃の私は出張などでホテルに泊まることがあればデリヘルを呼ぶような、まあ一般的な風俗ユーザーだったわけです。

もともと上京する前は式が終わったらエロい店に繰り出すつもりだったため、式当日に萎えた性欲も一晩過ぎたら形状記憶合金の如く盛り上がり、帰りに適当に地元のデリヘルでも呼ぼうかという感じでした。スマホに「デリヘル 〇〇(地元)」と入力し、一番上に出た店にフリーでお願いしました。しかしフリーと言ったのに、店側から、10代、20代、30代がいるが、どれがいいと言われたのです。あまり若くても嫌だなと思い30代を頼みました。そして、その時に来たのがケロ子だったのです。そう、私が風俗にハマるキッカケを作ってしまったケロ子…。

ケロ子はまったくタイプの顔ではなく、あからさまにふとましい方でしたが、とにかく明るく、お金を払うと同時に濃厚な即プレイをしてくれました。フリーで呼んだのにです。その頃のは私はすでに彼女いない歴も10年を超える状態の上、前記の通り、風俗もそう頻繁に利用することがなかったので、驚くほど興奮し、とんでもなく燃え上がってしまったのです。私はその時思いました。出勤するとき、買い物に行くとき、意識もしたことないクッソボロいラブホ街が、電話一本でパラダイスになるのかと…。

それからというもの、暇さえあればケロ子を指名するようになりました。しかし呼び続けているうちに、プレイ後の賢者タイムが激しくなっていきました。ケロ子はプレイ後には決まって私に職場の愚痴を聞かせたのですが、それを聞くのが苦痛だったのも拍車をかけました。それでもケロ子を指名し続けました。プレイ中は気が狂いそうになるほど気持ちよかったからです。ケロ子はとにかくテクニシャンでした。気が狂うほど気持ちの良いプレイと、その後に激しく襲う金銭的な後悔と深い賢者タイム。こんなことを繰り返すようになりました。それだけ呼び続け、愚痴を聞き続けたためか、ある日、ケロ子からLINEを教えてほしいと言われましたが、私はLINEをしていない旨を伝えると、絶対に連絡ちょうだいねと言ってLINEのIDが書かれたメモを渡されました。これは拒絶ではなく、本当にLINEをしていなかったからなのですが、ケロ子のためにLINEを導入する気が起きなかったのも事実です。この頃になると、私は地元の他店も頻繁に利用するようになり、ケロ子を呼ぶ回数は減ってました。そしてある日、ケロ子は所属していた店でダミー要因になっていたのです。いつ指名しても予約でいっぱいだとか体調を崩しただとかいうアレです。ほどなく出勤からも消え、在籍からも消えました。会えなくなると会いたくなるもので、ケロ子の在籍していた店の系列店でそれっぽいプロフの嬢をしらみつぶしに呼ぶこともしましたが、結局ケロ子に再会することはできませんでした。

ケロ子には風俗の快と哀を教えてもらったような気がします。いくら気が狂いそうになるほどの快感であろうと、それは一時の蜃気楼のようなもので、一期一会の快楽の宴、それでいて終わってみれば自慰となんら変わらなく、虚無感しか残らない、しかし自慰であるがゆえにやめられない…。

今でもケロ子を超えるサービスの嬢とは会ったことがありません。ケロ子が辞めてから、私はケロ子くらいサービスのいい嬢はいないのかと探すようになり、ほどなく気付きました。あれは特別だったんだと。もらったLINEのIDには連絡をする気はどうしても起きず、今でも机にしまってあります、捨てもせず。