あぁ、デリ子

デリヘル嬢に恋していたアラフォーの風俗ブログ

pairs戦歴2

前回、選択と集中により28歳以上のぽっちゃりに狙いを定めていいねを撃つようにすると書いたが、早くも大きな欠点を露呈した。前回から増えたいいねはわずかに2。これは前回が確変だったという話ではなく、選択と集中によりターゲットを絞ったことで、いいねを撃つ相手が枯渇してしまったのである。私のエリアは田舎なので仕方がないのだが、撃つ相手がいない以上、現有のマッチング相手をなんとかモノにしなければいけない状況になってしまった。

しかし現有するマッチング相手は全員メッセージの返信が異常に遅い。良くて一日一通、酷いと最初のメッセージすら放置といった有様。彼女らはぽっちゃりを公言はしているが、それでも女性、だいたい40はいいねが付いている。いいねを返しているのが半分としても20人を相手にするなかで、それこそ選択と集中が行われれば30も半ばを過ぎたようなキモオタは後回しになるのは必然だろう。

そんな中、突如会いたいというメッセージが届いた。そのお相手は顔写真なしでプロフィールでデブスを公言、さらに軽度のうつ病だの睡眠障害だの双極性障害で現在無職の33歳という、なんとも香ばしい女性である。今ならこのような危険そうな女性にはいいねを撃つことはないのだが、初期に見境なくいいねを撃っていたときにマッチングした女性だった。

長文メッセージを送ってくること数回、薬の副作用でめまいがしてきたなどと言って放置されること中5日、突然会いたいって言われても…というところだったが、車で20分程度の隣町だし、夕食くらいならいいかとマッチングした女性と会う練習のつもりで会うことにした。

待ち合わせの場所に来たのは太ったトミーフェブラリーのような女性であった。デリヘルであればまあ、サービスに期待といったところだろうか?体型は上半身はややふくよか程度だが下半身の肥えっぷりがすごい。ケツはデカいが胸はあまり大きくない。巨乳じゃないデブ。本来細面であろう顔が肥満で丸くなった感じで、そこは好みではあるが、化粧っ気が薄く髪はシンプルに後ろにまとめ、服装はダサい。パーカーとか着てくるなよ…。あと鼻息がうるさい。

まあしかし、もっともっと酷いのが来る覚悟もしていたため案外テンションが落ちることもなく、和やかにイタリア料理店へ向かうことが出来た。食事をしながら会話ということになるのだが、いろいろ話を振り共通の話題を探るもののほとんど共通点がなく、盛り上がりに欠ける。明るいだのよく笑うだの中身で勝負だのとプロフィールには書いてあったのだが、そんな一面を垣間見ることもなく食事は終了。なお彼女はパスタとピザとデザートをたっぷり楽しんだ模様。すべて私の金でな!

ご馳走様でした~とお別れしたわけだが、そんなんだから太るんだぞ!わしゃあ養豚業者か!と思いながら帰路についた。家に帰りシャワーを浴び終わると彼女からメッセージが届いていた。「あんなに楽しく会話ができてすごく楽しかった。本当に本当に会えて嬉しい。また会いたい!会ってくれますか?」というような、社交辞令にしてもやや大げさに喜んでいるような内容だった。今までの男性は会った時すでにテンションが最低に落ちて早く帰りたいオーラを出していたのだろう。どうやら共通の話題を探すために話を振りまくったのが楽しかったようだ。適当に「私も楽しかったですよ。また会いましょう」的なメッセージを送ったら、「嬉しい!また会ってくれるんですね!楽しみにしてます!」的なメッセージが返ってきた。うーん…。

とりあえずpairsを始めて10日、出会うことはできた。いいね100超えの誰が見ても可愛い子ではなく、私好みの丸顔デブでもなく、私の広い広いストライクゾーンでもギリギリいっぱいといった感じの女性と。pairsは出会える、確かに出会えた。ただしそれは自分と同等レベルの女性なら、といった感想だ。自分と同等以上の女性を求めるなら、写真からプロフィールから、練りに練った戦略が必要なのだろうが、私はそこまでする気は起きない。

仕事後に女性とディナーデート、一見リア充だが今日の私はリア充なのだろうか?とてもそうは思えない。婚活・恋活は案外面倒くさく根気のいる活動なのかもしれない。とても疲れた。

彼女は一般的に考えれば無しと思われる女性だろう。だが私も一般的に考えて十分に無しな男性だ。マッチングとは言い得て妙なものだなと歯磨きをしながら鏡を見て思った。